最高の休日の条件とは〜ストレス低減に効果的な休日〜
日々の仕事の疲れを効率的に回復したいという時に,役立つのが,最高の休日の条件です。最高の休日の条件は,①休日の明確な目的,②目的達成に必要な休息法を決める。③必ず決めた通りに休むの3つです。3つの条件を満たすと,自身の人生をコントロールしている感覚が伴い,ストレスが低減することが示唆されています。一方で,目的がない場合,脳の代謝不全(デフォルト・モード・ネットワーク)によって,むしろ疲れることになります。三つの条件を満たして,休日を立てて,仕事の効率をUPに役立てていただけますと嬉しい限りです。
何もしないでぼーっとすると,ストレスが高くなる。
休日は,「何もしなくていぼーっとしたい」という人,私もふくめて多いのではないでしょうか?
でも「ぼっー」とした後の月曜日は,頭が重たいことを経験したことあると思います。
これは,脳の代謝不全(デフォルト・モード・ネットワーク)によって,脳のエネルギーを無駄に使っているからです。脳科学者のレイクル教授によると,脳の代謝不全は,多い人で全体の70~80%のエネルギー消費をしていると示唆しています。
車のアイドリングストップのようなイメージです。この脳の代謝不全は,目的がない活動時に観察されることがさまざまな研究で明らかにされています。
このデフォルト・モード・ネットワークを抑えるためには,目的を持った活動に従事することが,効果的と言われています。
休日に目的を持つと,コントロール感が得られる。
アメリカ心理学会によると,ストレスを低減する最も重要な条件は,「コントロールしている感覚」だといいます。
「コントロールしている感覚」とは,自身の今の目的が明確であり,これを達成する方法がわかっている状態のことです。
つまり,休日の明確な目的で,目的達成に必要な休息法を決めることが,コントロールしている感覚につながり,ストレス低減に効果的な休日をおくることができるのです。
このことから,鈴木(2019)では,
最高の休日の条件として,①休日の明確な目的,②目的達成に必要な休息法を決める。③必ず決めた通りに休むの3つをあげています。
これは,前日までに,休日の目的と,それに向けた活動を決めるというものです。
私の場合は,①友人と楽しむために,②オンラインゲームをすると決めてます。
このように,目的さえあればなんでもいいです。これは,脳科学の研究テーマ”意図的マンドワンダリング(目的を明確にしたぼっーとした休息の効果)”に関する知見でも明らかにされています。
デフォルト・モード・ネットワークを抑える最強の方法は,”マインドフルネス”
デフォルト・モード・ネットワークを抑える最強の方法は,瞑想です。今この瞬間に接触することによって,代謝を抑えることに成功した事例が紹介されています。
次回マインドフルネスについて,紹介したいと思います。
最高の休日の条件は,①休日の明確な目的,②目的達成に必要な休息法を決める。③必ず決めた通りに休むの3つを実施して,仕事効率をあげる最高の休日を過ごしていただいけると嬉しい限りです。

臨床心理士 & キャリアコンサルタント。早稲田大学大学院 修士課程 卒業
Acceptance and commitment Therapy(認知行動療法)を専門とし、より良い生き方を軸におくカウンセリング(子育て・女性・働く人)や、より良く働くことに関する相談を得意とする。人生100年時代を生きるみなさん一人一人の ”より良い生き方” に向けて,全力でサポートしていきます。「自分自身の大切なこと(価値)は何なのか」を、さまざまなワークを使用しながら一緒に見つけていきましょう!