部屋選び,仕事選び,旅行先選びなどたくさんの選択肢から一つを選ばなければいけない状況は多いものです。特に部屋決め,選択疲れに陥ることもあると思います。適当に決めても,後々後悔することも!
後悔しないためには,どうすればいいのか?
それは
”自分基準を設定して,それに基づく選択をする”
です。
部屋選びのためにSUUMOなどの情報サイトを見た経験のある人は,駅まで徒歩・コンビニの有無・家賃などの基準が設けられていることを知っていると思います。
しかし,「徒歩10分以内がいいな」「トイレ風呂は別がいいと」とベターな基準で選んでませんか!?
このように,ベターな基準で選ぶと,複数の選択肢が多すぎて”選択疲れによる直感の選択”や”無駄に家賃が高くなる”といった後悔する部屋決めになる可能性が高くなります。
スマホ契約時に,漫画アニメ見放題で,音楽も聴き放題で嬉しいけれど,特に使わなかったという状況に似てますね(私も経験しました)
したがって,自分基準を作る必要があります。
どのように自分基準をつくればいいでしょうか?
今回は,google意思決定部門のチーフであるキャッシー・コジルコフ博士の「優れた決断とは何か?」で紹介されている”デフォルト設定法”と行動分析学心理療法のACTをベースとして選択方法を紹介します。
1.デフォルト設定する。
まず,情報なしでどのような部屋がいいかを決める。
▷価値観を基準にする
自分基準とは,自分にとって大切にしている価値に基づいているということです。家賃が安い,新築,コンビニが近いなどベターな基準は,多いのですが,「そこに住んであなたは,どのような生活を望むのか?」住んでいる自分を大切に決めることが,後悔しない部屋決めが大切です。
私の例で部屋選びのプロセスを紹介していきます。
・家族・友人の繋がりが大切
家族と顔を合わせて話せるスペース,家族友人との時間を作るために食洗機・自動洗濯乾燥機・ルンバが備え付けられる。PCと机を置くスペースを別に置きたい。料理も家族と作りたい。
→ キッチンスペースが大きめで,廊下が狭い部屋
・自己成長を大切
本を読める&睡眠の向上のためにワークスペースと分けたい。
→ 1LDK以上
・ ユーモアを力にできる仕事
動画編集,ブログを書く,本をまとめるなどの仕事後にする場合が多いです。あと職場から30分以上通勤にかかる場合は,主観的幸福度が著しく低下すると言われています。
→ PCを置くスペース,本棚を収納できるクローゼット,職場から30分以内
家族がいる場合は,それに合わせて一緒に基準を決める必要があ流と思います。
清潔感のある部屋がいい。車通勤など上がると思います。
しかし,その人の価値観まで話を聞くと,いいでしょう。そうすることで,重要な自分(自分達)基準はもちろん,重要でない自分(自分達)基準が見えてきます。
たとえば,
トイレ・風呂別 → 仕事後の風呂時間を大切にしたい。など
2.情報収集をする。
自分基準が決まれば,自分基準にしたがって情報を集めていきます。
ここで考えて欲しいのは,
「自分の基準を満たす部屋を見つけることです」
その中で自分基準を満たす部屋を1件まず見つけることが大切です。
最悪それは,自分の基準を満たすから,それを基準にトーナメント形式で決めていけばいいのです。
そのときに大切にして欲しい自分への問いが,「どのような要素とデータがあれば,その部屋を選択しないことに納得できるか?」
この問いで,自分基準を大切にしながらら「最善の選択ができます」
つまり”ベターではなくベストな選択”ができます。
ぜひ,部屋選びでは,”自分基準を設定して,それに基づく選択をする”をして”後悔しない部屋決め”につなげていただけますと,幸いです☺︎

臨床心理士 & キャリアコンサルタント。早稲田大学大学院 修士課程 卒業
Acceptance and commitment Therapy(認知行動療法)を専門とし、より良い生き方を軸におくカウンセリング(子育て・女性・働く人)や、より良く働くことに関する相談を得意とする。人生100年時代を生きるみなさん一人一人の ”より良い生き方” に向けて,全力でサポートしていきます。「自分自身の大切なこと(価値)は何なのか」を、さまざまなワークを使用しながら一緒に見つけていきましょう!